4.検査の安全性
Q.
うちの子はとても恐がりなので、成長ホルモン分泌負荷試験を受けるのを非常に嫌がっております。
また母親としては、検査の副作用も気になります。
A.
 成長ホルモン分泌負荷試験を行うためには、採血する必要があります。お子さんにとって採血というのは嫌なものです。しかも成長ホルモン分泌負荷試験の場合は30分毎に何度か採血する必要があります。
 そこで、お子さんの苦痛を少しでも和らげるために、まず最初にビニールの細い針で点滴をします。一回目は針を刺しますので少し痛みはありますが、2回目からはその点滴の細いチューブから血液を逆流させて採血しますので痛みはありません。三歳以上のお子さんなら安心してできる検査で、恐がりのお子さんでも大きな心配はないでしょう。

 また検査の副作用については、それぞれの負荷試験の検査によって違います。アルギニン負荷試験は全く無害と考えていいでしょう。クロニジン負荷試験は血圧が少し下がるので眠気を催します。クロニジン負荷試験を外来で行う場合は、ふらついて転んだりすることもあるので帰りはなるべく車が良いでしょう。またクロニジン負荷試験は喘息の人には良くないと言われていますが、実際この検査を行って喘息が起こることは非常に稀です。L-DOPA負荷試験については多少の吐き気を伴いますが、検査終了後しばらくすると吐き気はおさまります。

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