愛情遮断性低身長症

身体発育は、自然環境、社会環境、家庭環境等の影響を受けますが、
低年齢児では特に家庭環境の影響を大きく受けます。
親子間、特に母親と子どもの間の安定した愛情に満ちた関係は、子どもの成長には欠かせないものです。
この関係が崩れますと子どもの身長増加は損なわれます。
このように、子どもとして当然受けるべき愛情を絶たれた結果、
身長増加が停滞し低身長 となったものを愛情遮断性低身長症とよびます。
実際にドイツであった、愛情遮断性低身長症の典型的な例をお話しします。
ある一卵性の双子の姉妹のお話です。
二人ともやさしいお母さんのもとで幸せに暮らしていたのですが、
なにかの理由で両親から離れて暮らすことになりました。
二人は別々の修道院に預けられたのです。
一人は優しい愛情深い尼僧に、一人は意地悪な尼僧に育てられました。
別れ別れになった時、二人の身長はほぼ同じでした。
しかし数年後に再会した時二人の身長は全く違っていたのです。
意地悪な尼僧に預けられた子の身長の増加はとても悪かったのです。


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