肥満度よりも、正確な肥満の評価は、体脂肪測定だが---

 肥満度だけで、肥満の評価をすると、いわゆる“隠れ肥満”を見のがしたり、筋肉もりもりのスポーツ選手(“固太り”)を肥満と誤診してしまったりする可能性があります。
 最近、インピーダンス法による、体脂肪測定装置が普及してきています。 これは、体に弱電流を流して、筋肉より脂肪の方が、電気を流しにくいという性質を利用した装置です。市販されているものでも、安価なものは信頼性に欠けます。
 子供には、いわゆる“隠れ肥満”は、あまりないようですし、“固太り”かどうかは、平素の動きを見ていれば分かりますので、実際は、肥満度だけで肥満を評価しても大きな誤りはありません。  “うちの子は固太りだからダイエットは必要無い”というお母さんがよくいますが、固太りとは、筋肉が多いわけですから、走らせてみると良く分かります。固太りの子は、体重が重いにもかかわらず、わりと速く走れます。走るのが、遅かったとしても、握力が強いとか、腕相撲が強いとか、なんらかの筋力が強いことを示す証拠があります。